山代温泉の源泉足湯で、三本足のヤタガラスと出会った私たち。
温泉を見つけたのは三本足のカラス?・カニ旅行ロケハン③はこちら
足湯で冷えた足を温め、ようやく本日の宿へ向かいます。
宿泊予定なのは、石川県加賀市にある「大江戸温泉物語Premium 山下家」。
公式サイトによると、チェックインは午後3時、チェックアウトは午前11時です。
そして、この宿を選んだ最大の理由は――。
「カニです」
ここまで東尋坊を歩き、遊覧船に乗り、山代温泉の伝説まで調べました。
けれど、旦那の頭の中では最初からずっと、カニの足がこちらへ手招きしていたはずです。
いよいよ、今回の旅の本命にチェックインします。
山下家へチェックイン
温泉街を歩き終えた私たちは、「大江戸温泉物語Premium 山下家」へ。
山下家は、約200年の歴史を持つ山代温泉の老舗旅館です。
現在は大江戸温泉物語グループのPremiumシリーズとして営業しています。
館内に入った瞬間、私はきっと思うでしょう。
「下呂と同じ大江戸温泉物語だけど、雰囲気が全然違うね」
同じグループでも、立地や建物によって見える景色は変わります。
山下家には、宿泊中に無料でドリンクを楽しめるプレミアムラウンジもあります。
温泉街を歩いたあとなので、まずは飲み物を一杯。
けれど、ここで飲みすぎてはいけません。
このあと、カニが待っています。
部屋の窓から、何が見える?
チェックインを済ませたら、荷物を持って部屋へ向かいます。
扉を開けて最初に確認するのは、ベッドでもお茶菓子でもありません。
窓です。
「今回は、どんな景色が見えるんだろう」
部屋の位置や向きによって景色は異なるため、すべての部屋から同じ眺めが見えるわけではありません。
温泉街の建物が並んでいるかもしれない。
遠くに加賀平野が見えるかもしれない。
あるいは、向かいの建物と目が合うかもしれません。
実際の景色は、扉を開けてからのお楽しみです。
アニめろは、部屋へ入るなり窓際へ向かいました。
しっぽを振っています。
たぶん、カニが見えると思ったのかな?
先に温泉? いいえ、今回は夕食です
温泉旅館へ来たら、夕食前にひと風呂。
それが王道なのかもしれません。
けれど今回は、東尋坊と山代温泉を歩いたあとです。
まず部屋で少し休み、夕食へ向かうことにします。
天空露天風呂は、遅い時間に入る作戦です。
下呂旅行でも、夕食直後を避けて遅めの時間に入浴しました。
今回も、同じ作戦でいきます。
お腹いっぱいの状態で、すぐに熱いお風呂へ入るのは避けたいところ。
カニを食べたあとは一度部屋へ戻り、しっかり休憩してから天空へ向かいます。
「カニ食べ放題」は、ゆでガニだけではなかった
私が最初に「カニ食べ放題」と聞いて想像していたのは、山盛りになったゆでガニの足でした。
無言で殻をむき、ひたすら身を取り出して食べ続ける。
そんな競技のような夕食だと思っていたのです。
ところが、山下家の公式サイトに書かれていたのは、「大江戸カニづくしバイキング」。
焼き、蒸し、揚げなど、さまざまな調理法のカニ料理を楽しめるそうです。大江戸温泉物語グループ〖公式〗
「食べ放題というより、カニづくしなんだね」
紅ズワイガニのせいろ蒸し
カニクリームコロッケ
カニの泡鍋
紅ズワイガニとカニかまのお寿司
カニの唐揚げ
もちろん、実際の料理内容は宿泊時期や仕入れ状況によって変わる可能性があります。
それでも、カニの食べ方が一種類ではないことだけは分かりました。
これは、間違いなく忙しい夕食になりそうです。
最初の一周で、すべてを見てはいけない
バイキング会場へ入ったら、まず料理を一通り確認します。

最初からカニだけ取る?

いいえ。全体を見てから作戦を立てます
ここで勢いに任せて料理を取りすぎると、後半に待っているカニへたどり着けなくなります。
しかし、目の前にはカニ以外の料理も並んでいるはずです。

のあ、ご飯は控えたほうがいい
けど、カニ飯もおいしいよ

たくさんカニを食べるなら、配分間違えないでください
開始前から、作戦が崩れ始めました。
一通り食べたら、紅ズワイガニのせいろ蒸しへ

本番の旅行でも、最初に料理を一通り食べると思います。
そして、満足したところで――。
静かに「紅ズワイガニのせいろ蒸し」へ向かうはずです。
公式サイトの写真では
大きなセイロの中に、カニの脚がワシャーッ。
そこから食べたい分をお皿へ取ってくるようです。
皿にカニを盛り、席へ戻る。
食べ終えたら、再びせいろへ向かう。
本番ではたぶん旦那がたくさん取ってきてくれそうです。

旦那、完全にカニ運搬係になるね

まさみは何を担当しているのですか?

もちろん食べる係
役割分担は完璧です。
胃袋がいっぱいでも、デザートを見ると別腹が開く
カニを食べ、焼き物を食べ、蒸し物まで制覇。
もう何も入らない。
そう思っているはずなのに、デザートコーナーが見えます。
すると不思議なことに、頭の中から指令が出ます。
「甘いものが入る場所を確保してください」
胃袋係が慌てて中身を整理し、上のほうに小さな空間を作る。
私の脳内では、そんな作業が始まります。


さっき、もう食べられないって言ってなかった?

ケーキは別腹!
アニめろは、私たちの会話を聞きながら思うでしょう。
人間とは、実に都合よくできている、と。
一度、部屋へ戻ります
夕食を終えたら、そのまま温泉へは向かいません。
まず部屋へ戻って休憩です。
浴衣の帯を少し緩め、布団や椅子に座ります。
下呂旅行のときには、たくさん歩いて、足が痛くなりました。
けれど今回は足湯で癒されるので大丈夫です。
たぶん・・・
4階の大浴場と13階の天空露天風呂、どちらへ行く?
山下家には、4階の大浴場と、13階にある展望風呂があります。
公式サイトで大きく紹介されているのが、13階屋上の天空露天風呂「加賀天空の湯」。
加賀の街並みを見渡せる、まるで空に浮かんでいるような露天風呂です。
以前、公式サイトの写真を見たときは、昼間や夕景の案内が中心に見えました。
「夜景は期待できないのかな?」
そう思って調べ直したところ、現在の公式案内には、夕暮れから夜の時間帯が特におすすめと書かれていました。大江戸温泉物語グループ〖公式〗
夜景、期待してよさそうです。
下呂作戦で、遅い時間を狙う

私たちが狙うのは、夕食直後の混みやすい時間を避けた、少し遅めの時間。
もちろん、その日の宿泊人数や団体客の利用時間によって、混雑状況は変わります。

誰かいるかなぁ?

誰がいても大丈夫です。
3月の夜です。
脱衣所から露天風呂までの数歩で、
「さむ><」
と言う未来が見えます。
けれど、お湯へ入ってしまえば、目の前には加賀の夜景。
冷たい空気。
温かいお湯。
昼間に歩いた山代温泉の灯り。
これまで見てきた景色を、今度は高い場所から見下ろします。
カニに満たされ、天空で一日を終える
岐阜羽島を出発してから
サービスエリアで小鮎を探し、恐竜のお尻をアニめろが確認。
東尋坊では「のあ、止めないで!」の寸劇を行い、遊覧船から断崖を見上げました。
山代温泉では、三本足のヤタガラスに出会いました。
そして夜になって
ようやくカニを食べ、最後は天空露天風呂へ。

のあ、今日一日、濃すぎない?

まだ初日でしたね
そうでした。
この旅は、まだまだ終わりません。
翌朝には、朝食バイキングが待っています。
海鮮丼。
カニ汁。
そしてチェックアウト後には、またカニです。
次回、朝から海鮮丼を作り、蟹ファクトリーへ向かいます。
――ところで、昆布あられは見つかるのでしょうか。
※この記事は、2027年3月ごろの旅行を想定した事前ロケハン記事です。料理内容、入浴時間、館内サービスなどは変更される場合があります。予約時・旅行前に公式サイトで最新情報を確認します。


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